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「自然災害と農の在り方、これから」2014年の豪雪災害について by 種市 [ワークショップ]

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私たち農家はたくさんのリスクとともに畑や田んぼと向き合っていかなければいけません。種を交換してみんなでつないでいくのと同じように、誰かがヘコんでる時はみんなで支え合いたいです。これからは保険に頼って、いつくるかわからない災害にそなえるのではなくて(金がかかる!保険会社の人件費や土地代すらも加入者が支えている)、なにかあったときに顔の分かるみんなで支え合えたらいいな!って思います。
それはお米やお金や種やいろいろ支える形はあるかもしれませんが、顔の分かる仲間ってのが特に心を支えてくれると思います。
東京近郊にお住まいの方、良かったらすどう農園さんを支えるのに手を貸してください。そして、「農家を支える」ということを一緒に考えていけたらと思います。

以下内容です。

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★大雪緊急企画、すどう農園「自然災害と農の在り方、これから」 

ハウスが全壊した相模湖すどう農園さんの講座を開催します。大雪を「そんなことあったね」で終わらせることなく、何かのきっかけにできないだろうか。これからの農と僕らの在り方を、一緒に考えていきましょう。

「自然災害と農の在り方、これから」
 日時|3月27日(木)19:00~21:30
 講師|須藤章(すどう農園)
 司会|奥津爾(オーガニックベース)
 場所|武蔵野商工会館4Fゼロワンホール
 料金|3000円
 主宰|種市

▼詳細&お申込
 http://blog.livedoor.jp/organicbase/archives/52266264.html

※「この講演会の売上げの全額を、ハウスの再建築費用の一部としてすどう農園さんにお渡しします。

[>]非対称な関係をどうするのか
多品種少量生産を主とする有機農家さんの多くは国や農業共済の保障を非常に受けづらく、須藤さんもふくめほぼ自己負担で乗り切るケースがほとんどです。一方、都市部の僕ら消費者は、「大変だなー」と思いつつ、野菜の仕入れ先を変え、若干の値上がりを受け入れるだけです。自然災害のリスクのほとんどを生産者が負います。
そうした非対称を何とかできないだろうか。
この講演会では、皆さんとともに考えていきたいとおもいます。

[>]「種市」を自然災害のセーフティーネットに
種市に関わる生産者さんに何かがあったとき、こうした企画を開催し、皆で問題を共有することで(同時にその売上げを被害のあった生産者に講師代として全額お渡しすることで)種市が災害時のなんらかのセーフティーネットになれれば、と願っています。

 [>]すどう農園さんの大雪の被害状況
 http://sudofarm.net/heavy-snow2014-2/

ーーー

余談ですが、この企画は僕らから須藤さんにお願いしました。
本来、こうしたことを「恥」として隠すことが多くの農家さんの在り方なのですが、逆に情報公開することが、今後の農家の在り方の役に立てば、と。被害の傷跡が生々しい時期に受けてくださった須藤さんに感謝です。

ご興味のある方に拡散していただけたら非常に有り難いです。
そして、ぜひ、講座に来ていただきたい。
皆様のお越し心からお待ちしております。
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