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余裕のよっちゃん [暮らし]

一体何ヶ月ブログを書いていなかったのか、わかりません。
その間もチェックしてくださっていた方ありがとうございます!!

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久しぶりにブログを書くと思うと、何から書いていいのかわからなくなります。
というのも、毎日ブログのネタが浮かんでは消え、消えては浮かびを繰り返しています。
農作業って、単純作業の連続になることが多く、その間に考えごとが無限にできるのです。
なので、毎日ブログのネタなど無駄に考えています。
ですが、時間がないんですね。
ネタだけ溜まってそれをこうして文章にする時間がない。


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そんな、時間がないという最近の一日の動きはこんな感じです。
朝早くおきて、田んぼの見回り、その後午前中田んぼか畑で作業。お昼おやすみして、また昼下がりから夕方まで作業。保育園のお迎えなど行ったりして、夜ご飯など作って色々家の家事などしたり、子供達の相手をしていたら(歯磨きなどなど笑)もう夜9時(エッ!?となります)です。三男を寝かしつけたら一緒に寝ちゃったりです。勝手に寝てくれた日もメールチェックなどしたら10時で寝ちゃいます。早く起きようと思うと、10時就寝がリミットかなーと思ってます。


こんな感じでやってると、メールチェックとか諸々の事務作業もギリギリです。
色々な発注も漏れがないか、いつもこの忙しい時期はヒヤヒヤです。
そんなこんなで毎日が過ぎて行ってしまっています。
単純作業の毎日、事務作業もこんななので、4月くらい(前回のブログのあたりですね)から8月まで時間がぶっ飛んでいます。
時間の話、また今度書きたいと思います。


「ユダヤの商法」という本をご存知でしょうか。
いや、僕も読んだことないんですが、いつかラジオを聞いていたらその本の紹介を聞くことができました。
だいたいいつもラジオを聴きながら作業しています。
夏休みは子供科学電話相談や甲子園はあまり聞いてません。
前まではどちらも聞いていたんですが、毎年毎年延々とこの時期同じような内容の音の波に晒されると、「夏はラジオもおやすみしよう」
そんな気持ちになってきました。
「午後ラジ」は聞いています。
って全部NHKやんと思ったあなた!ラジオ大好きですね!

地方なんで、やっぱりNHKが安定しています。
うちのあたりだとFMはポケットラジオだとちょっと厳しいです。FMは車で聞いたりします。
ちなみに、スマホじゃないので、スマホラジオも聞けません。

FMでいうと、FMかのやの毎月第一木曜日9時ごろから「かえる通信」というコーナーで、田畑のことなどお話させていただいています。機会があればぜひ!
https://fmplapla.com/fmkanoya/




「ユダヤの商法」の話でした。
・なんでもメモしておくこと
・時間の話
・休息の話
などがそのラジオで紹介されていました。
おお、ここでも「時間の話」が!
相手の時間を奪わないようにしようとかそんな話でした。
時間こそお金で買うことのできないもっとも大事なもので、アポなしの訪問で相手の時間を奪うことは本当にだめだとか色々。


僕らもアポなしで色々行ったなーとか思い出しました。時間を奪ってしまったみなさん本当にすみません!
でも、そういう形で伺った方々とはいまだに繋がっていたり。だめだけど行ってよかったということもありました。
そんな方、うちにもたまにいらっしゃいます。
あ、そもそも関係性がある方のことは負担にならないので大丈夫です!
初めましての場合、ちょっと色々も思うこともあります。
まあそれはいいとして。

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休息の話です。
人生を充実させるのは、適度な休息だというのです。
仕事ばかりして休息を取らないと人生は豊かにならない、休息する時間をとってこそ仕事も人生も豊かにすることができる、といったことだったと思います。(う、耳が痛い)

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今年の自分のテーマが「余裕」でした。(過去形?)
色々と前もって作業の段取りをしたり、お金の面でも余裕があるように(あ、胸が痛い)、心の余裕がなくならないようにしよう、というテーマを作りました。
時間の余裕ももちろん持とうと思っていました。
実際は先ほども言ったように、4月から8月まで時間がぶっ飛んでいます。
4月から何日ほど休息日があったかは言わないでおきます。笑

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あ、でも例年に比べたらはるかに余裕があります。
心の余裕もあります。
これは子供達の達人並みのお手伝いのおかげです。
「作業が追いつかない!」があまりないのは、本当に余裕を生んでくれます。
一番下の子供が成長したこともあります。

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前までは結構毎日ギリギリまで働いていました。
まさに暗くなるまで。
それもたまにならいいんですが、毎日となるとやっぱり余裕がなくなってきます。
それこそ事務作業が全くできない。
今後、30年くらい農業を続けると思うと、そんな働き方では続かないなーと思うのです。
その前に嫌いになっちゃう。
嫌ににならない程度に頑張るという具合が、今はいいなと思っています。
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週一で休みを作るというほど、余裕は作れないですが、毎日働く中にも朝の出勤を少し遅くしたり、夕方を早く切り上げたり意識的にしています。そんな、ちょっとしたことですごく贅沢感を味わってます。
川で泳いだり、カブトムシ取りに行ったり、毎日遊んでると言えばだいぶ遊んでる感じですね。


そのせいか、お金の面での余裕がちょっとなくなってきました。笑
やばいやばい、頑張らねば。



うちらも外面はいいので、普段も出来るだけ余裕がありそうな雰囲気を装っています。
実際は結構いっぱいいっぱいなタイミングもあります。
余裕がありそうに見せかけるのも大事で、それが実際、自分自身に余裕があると錯覚させることもあります。

余裕があると、人にも優しくなれます。
「この先」もなんとかなるかなと思えます。
子供たちとも遊ぶ気になれます。
今年の(あと4ヶ月!)テーマは「余裕」を手に入れる!です。

あーとにかく、久しぶりにブログが書けてよかった。


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人口クライシッス [暮らし]

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田舎の人口が減っています。

「んなこたー知ってるよ」
そういう声が聞こえます。
でも実感している人がどれくらいいるでしょうか。

人口減ったらどうなんの?
この問いに答えられる大人がどれだけいるでしょうか。


最初に僕らに田んぼを貸してくれたじいちゃん。
周りに笑いを振りまいて、いっつもおしゃべりで、うちらのことを唯一その時代に「いいよいいよ!それでいいんよ!」と応援してくれたじいちゃん。
小豆や大豆の種を分けてくれたおばあちゃん。
みんななくなってしまって、寂しいなー、、、。


ここに住んで8年ちょっと、この地域は随分と様変わりしてきています。


私が住んでいる水之上という校区(地域によっては学区?)ではどんどん世帯数が減っていて、地区の予算もドンドン減っています。
500世帯くらいからここ最近は20世帯くらい減ってたりする年もあるみたいです。
4%という数字が多いのか少ないのか。


そんで、これからどうなるのか。


田んぼをやっていた方が一気にやめています。
うちが最初に作っていた田んぼがどれくらいかというと、2反という広さなんですね。
8レーンある50mプールがだいたい1反くらいだと思います。これが二枚で2反です


最初はなんか変な奴がきたということで、全然田んぼを借りられませんでした。
僕らも本当に色々できてない面が多くて、今考えると本当にいろんな人に迷惑かけていただろうということは今となってはわかりますが、当時は何もわからないまま村八分状態。
ま、それはいいとして、8年後の昨年は20反ほど田んぼを耕作していました。
10倍です。

これは自分たちの信用が上がったとかじゃなくて、それだけやめる人が多くなっているということです。
やめなければ田んぼは空きませんので。
でも、やめる理由は様々で、まだできるけどっていう場合も確かにありますが、もうできなくなったからというのがやはり多い気がします。

ちなみに今年は30反くらいまで増える気配です。
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いやいや、田んぼが増えてラッキーという話ではないんです。
違うんです。

もう夫婦二人でやってて、昨年でも限界でちょこちょこお手伝いもらいながらも頑張りました。
10月は稲刈りしてハザ掛けしてなんで、とても二人じゃ無理でたくさんの方にお手伝いもらいました。



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おー田んぼに人がたっくさんいるなー!
と見えました。
普段田んぼには全然人がいないので、こういう稲刈りの時は大盛況です。
コンバインで稲刈りしているところは当然人はいません。
機械とトラックのみ。
トラクターとコンバインのおかげで田舎に人がいなくなったんじゃないかって思うほどです。


そんで、僕らはもう限界だなーってこれ以上田んぼ増やしたら死んじゃうなーって思っています。
コンバイン買えたら違うのかもですが、買ったとしても限界はあります。
田んぼの畔の草刈りだけでも本当にしんどいと思います。

「もう田んぼを増やさない」
ということで、貸したいという話がきても断ればいいだけの話なんですが、そうすると誰もやらなかった場合田んぼが荒れていきます。
田んぼが荒れるということは=地域の活力がなくなってきた証です。

割れ窓理論じゃないですが、荒廃した土地が多くなると、もういっかと色々諦めていってしまって、地域も荒廃していくような気がします。
子供達はその土地に誇りなんてありません。
こんな土地にはすまなくてもいいかと、またどんどん人がいなくなり、僕が最後の一人になってたりして。


人がいなくなると、なんかつまんなくなるし、新しいこと生まれなくなるし、楽しいことへりそうな感じしますよね。バレーも野球もできない、キャッチボールだけしかできない地域の同好会なんてちょっと寂しいです。(例えば)
祭りもできなくなるし、行事はあっという間に減るでしょう。(実際に伝統的な行事までもがたくさんなくなっていますよね)


この地域を守る為に、もっと田んぼができるようにならなければいけないのかもしれません。
もっと人が住みたいと思うように何かアプローチしないといけないのかもしれません。
もっと田んぼがやりたいという人を増やさなければいけないのかもしれません。


僕らに何ができるか考えて、本当に動いて行かなければならない時期にきている気がします。

田舎、やばい!を
田舎、ヤバい!に変えなければ。
頑張ります。
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6月1日から保育園にいきます。 [暮らし]


明日は6月1日です。
明日から一番下の娘は保育園に入園します。
お兄ちゃんと一緒に保育園生活の始まりです。

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昨年の11月に産まれてもう半年以上経つことになります。
いや、正直半年の乳飲み子を易々と預けたい訳ではありません。
本当いうと一年は自分たちで見たかったところです。

こうして毎日色々工夫して、ベビーカーに乗せたりおんぶしたりして仕事をしています。
それはもう泣いて仕方ないタイミングもあります。
でもいつも手の届く場所にいて、いつもそこにいました。
抱っこすると「エヘっ」と笑う可愛いやつです。

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でも、預けなければならないのです。
それは「待機児童」関係の都会的な事情ではありません。
早めに入れないとあとあと入れようと思っても空きがなくなってしまうことを考えてとか、そもそも子供が少ないこの田舎では考える必要がないのです。


あんと!
垂水市(あ、住んでる場所です)の条例かなんかで決まっているのだそうです。

自営業の人間は育児休暇なんてものは認められず、兄弟が保育園に通っている場合、六ヶ月したら保育園に入園させなければならない!

自営業者には人権はないのか・・・

兄弟がいなかったら関係ないのですが、うちは年少の兄が通園しています。
ここで気になるのが、普通にどこかに勤めて働いている人は育児休暇が市でも認められて、上に子供がいて通園している場合でも一年は預けなくてもいいのです。


ここ垂水市ではもっと詳しくいうと、
例えばある夫婦が自営業で、旦那さんが奥さんに対して「一年間は育児休暇ということで、働かなくていいから子供を見て欲しい」と思っていても、上に兄弟が保育園に行っていたらそれは許されないのです。

「自営業で六ヶ月以上の子供を自分で見られる家は、上に子供がいても自分で面倒見られる」と認定されるからだそうです。


とにかく預けなければいけないらしいです。
預けない自由はないのです。
あるとすれば以下の二つの選択肢がありました。

①上の子を幼稚園に入れる(もしくは認定こども園だったら認定の変更をする)
うちでは認定を変えると毎月の通園費が1万円以上も上がります。
ということで、上の子の認定の変更はちょっと無理です。

②上の子も保育園を辞める
いや、それはもう本当に大変なことです。乳飲み子と4歳児を連れての田んぼ畑っていう苦労は、もっと上の子の時にもう散々したので、もう無理です。てか無理だから4歳児預買ってもらってるんだし。無理じゃなかったら預けないし。一緒に毎日田んぼと畑行くし。


ということで、入れるしかないのです。下の娘も。


すみませんね。
都会では待機児童の問題で一人も我が子を認定されている保育園に通わせられない方もいるのもわかってます。
でもね、他の市町村だとこんなことにならない訳です。
預けない自由が普通に認められているのです。
本当に[?]すぎてびっくりしてます。


でもね、本当に保育園がよくしてくれて、色々考えてくれて、預けるんだけどたくさんたくさん娘といる時間を取れるようにしてくれることになりました。
大変大変嬉しいです。
だって、ミルクなんて飲んだことない100%お母さんの乳で育ってきてるから、いきなり母さよなら無理です。
一歳になるまで(いやそれ以降もね)お母さんとできるだけ一緒にいられるように、僕も色々頑張りたいと思います。



もう一度言います。
垂水市では
自営業者に育児休暇を認めないし
自営業者の子供は六ヶ月したら保育園に入園しなければならない
のです。
これ、条例変えませんか?
いくら「自営業者で一年は子供を見たい」なんて人が少ないからって。



すみません、久しぶりのブログが愚痴になってしまいました。ブロ愚痴。
というわけで、とにかく田植えの6月は田んぼにも保育園にも通って(親もいっぱい通うことになるということですー)頑張るぞ!という決意をここに表明!
また、田んぼ関係のことアップしまーす!
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醤油がなくなった話 [暮らし]

こんにちは

うちに醤油がなくなりました!!
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うちでは、毎年醤油の醪を仕込んで二夏越した段階で毎年絞っているんです。
2年前2016年2月に仕込んだ醤油麹が実は結構納豆化してしまっていたんです。
それまでほぼ失敗なく醤油を仕込んで来ていたんですが、その年は二度も失敗してしまいました。
しかも、醤油の需要がどんどん高まっていたので、たくさん仕込んでいたんです。
大豆20kgとかだったかな?これまでの量からすると結構な量なんですよね。

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(これは成功してる醤油麹くん)

そんで、当然同量の小麦も使ってて、大豆を買っている
「マルマメン工房」の増田さんにも申し訳なかったですし、うちの小麦ももうなくなってしまって、一回仕込むのにも何日もかかるし、もう一度仕込むのは体力的にも精神的にも無理でした。
ということで、二度目の失敗作の納豆醤油君に塩を混ぜて(こ、これも貴重な貴重なお塩なんですが)
とりあえず2年置いてみよう。
どうにかなるかも?

なんて思って置いておいたんです。

そんで一昨年絞った醤油がそろそろ切れそうだということで、その納豆醤油君を絞ってみることに。




いや、全然絞れない!!
納豆菌強い!!
汁が垂れて来ないんですね。
やっぱりだめだった。

わかってはいたけど、やっぱりだめでした。
うまい大豆、うまい小麦、うまい塩だからその納豆醤油君はそのまんま食えばめっちゃうまいんですが、絞れません。
どうにも使い道がないので、40kg超のその醪は廃棄しようと思います。

(でも、もったいなくてまだできてない)
欲しいかたはタダであげます。いくらでも。
うまいです。ちょっと納豆ぽい?ほとんどわかんないくらいです。

でも、また醤油仕込むので、早めに処分します。樽も余ってないのです。

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(これはいい感じに絞れてます!2016年11月に絞っている様子)

そんなこんなで、今年販売する分の醤油はなくなってしまいました。
いつも楽しみにしてくださっている方には申し訳ありません。
2017年に仕込んだものは11月には絞れると思います。
そこでまた山田醤油販売再開となればいいなと思っています。

うちの加工品はスーパーでは当たり前にある商品と違って、ないときはない。
改めてそのことを感じました。
いくらでも醤油があるということのありがたさ。
やっぱりそれって豊かだなー。

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(絞る手前の醪2016年11月絞る前)

今年は各地の美味しいお醤油をたくさん買って、使わせていただきます。
それはそれで楽しみでもあり。
また、最高のお醤油を今年も仕込んでいくという決意にもなります!!


あ、みそ会やしょうゆ会今年もやります。
またFacebookなどで案内しますが、まだ日程を定めているところです。

それでは、また!
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災害から諸々復旧!お金のことなどなど! [暮らし]

ソラマメの花が咲く頃
みなさまいかがお過ごしでしょうか
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山田家、諸々復旧しております!
今日は色々報告できたらと思います!よろしくお願いしますー。

それと、多分台風関連の投稿はこれで最後になるかと思います。
これまでの関連の記事はこちらです。
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2017-01-03
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-12-12
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-21
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-10
http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/2016-10-04

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(復旧当初の家:床をはがしたとこ)

みなさまのおかげでなんとかかんとかやっております。
色々な形で応援していただきました。本当にありがとうございます。
ドネーション米、うちの商品売ったり買ってくれたり、直接支援金を送ってくれたり、声をかけてくださったり、ご飯を作ってくれたり、心配してくださった方、クラウドファンディングに協力してくださった方、たくさんの人に支援を呼びかけてもらったり、手伝いに来てくださったり、もう色々です。
本当に色々な形で支えてもらいました。もらってます。

前のブログでも書きましたが、
人生で一番辛かったけど、人生で一番幸せだった
こんなにたくさんの人が支えてくれて人生で一番幸せな期間だったと思います。このことが全ての乗り越える力になっています。


そして、お金、やっぱり結構かかりました。
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・家の復旧   30万円以上
・家電購入   20万円以上
・車の修理   20万円
・車の購入   120万円(親に借金)
・農機具の修理購入 200万円(うち80万円は補助金、あとの120万円は直接支援金でまかないました)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
結局合計400万円くらいかかったでしょうか。
こう見ると破産してないのが不思議です。皆さんの支援のおかげです。
あと、農地の復旧でいくらかかるのかまだ不明です。


いただいたご支援まとめてみます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・親から借りたお金 100万円以上
・たくさんの人からの直接の支援金 100万円以上
・ドネーション米の取り組みでいただいたドネーション 11万円
・消防団で入っている共済 7万円
・クラウドファンディングの取り組みでうちにいただいた分 5万円
・市からの見舞金 5万円(!!)
・うちの地区が行った募金からいただいた 1万円
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
合計230万円
以上なので、もっといただいてるようです。本当にすみません。ありがとうございます。

お金の面では、やっぱり家は保険に入ってたほうがよかったです。車も車両保険も入れました。
もちろんその余裕があれば最初から入ってましたよ!と言いたいぐらいですが、最低限入れるくらい収入がなければいけないんだなと思ってます。
逆に近所の方は保険金を色々もらいすぎて、申し訳ないぐらいと言ってる方もいました。その方は病気になられて現在入院されてたりということもあったり。人生わかりません・・・。


まあ災害があるとお金はきついかもしれません。
でも、まあ何度もブログで書いてますが、人とのつながりがなければ僕らは立ち上がれなかったと思います。
金はなくても人がいた。
僕らの財産です。
保険がない時代は結の心でみんなで助け合って災害を乗り切ったのでしょうけど、まさにそれだと思いました。
ムラのみんなありがとう。
これからの時代みんなで色々なこと乗り切って、生き残っていくことが大事なのかもしれません。



あんなだったのに、家は最後の壁も張れてほぼほぼ元どおり
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ただ、後ちょっとあります。ふすま紙が全然張れてないのでそれをやらなきゃ。


田んぼの復旧も始まりました。
今年の田植えできそうです。泣
こんなだったのに(2016/9/22)
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こうなりました。(2017/3/15)
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まだ崩れそうなところもあったり、まだまだな部分もあります。
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一帯に重機がフル稼働です。ってあんまり写ってないのでわかりませんね
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そしてうちの機械について
これらは補助金が80万円、皆様からの支援120万円で購入しています。

壊れた田植機、脱穀機二台がドナドナーと引き取られ
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新しい機械が届きました。
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軽トラも新しくなってます。

これは脱穀機
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新品を見たのはヤンマーの営業の人も初めてって言ってました。笑
こんなん買う人いないんですね。

稲刈り機、管理機は修理しました。
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田植機はこれがきました。
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これらでお米、麦、頑張って育てていきます。
こっからが頑張りどころ!
いろんな人から助けてもらったのに、お返しができてないのが正直なところです。
返したいけど、、、もう本当に皆さんに返したいですけど。

今から、頑張ってお米育てるのがお返しと思って頑張ります。
そして、いつか少しずつお返しができたらと、いつか少しずつ誰かの助けになれたらと思っています。
本当にありがとうございました。

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すみません少しだけここからはボヤキです。

垂水市には災害関連予算で40億円ぐらいの追加予算が下りるみたいです。
40億円のお金があっても被災者のために使うお金はないようです。
(見舞い金以外に国やら財団やらのいろんな支援がないのかと聞きに行ったのですが、市役所の方からそのように言われてしまいました。)
まあ、道路やら橋やらの大きい部分に使われる復旧予算ということなんでしょう。
個人的には糸魚川大火災が被災者支援法の適用を受けて、台風16号の垂水鹿屋の被害が適用されないのが本当に不思議です。僕らにとってはかなりの災害だったのですが。。。なぜ?

すみませんついついボヤキ入ってしまいました。あんまりブログではこういうこと書かないつもりなんですが。もっと色々あるのですが、それはまたどこかで!

2017.塩炊き [暮らし]

山田家の毎年恒例行事になるであろう塩炊きをさせていただきました!!

させていただきましたというのは、私たちは塩釜を持っていないので大隅半島で塩を作っている『地球(ほし)の塩』の高橋素晴さんという方の塩釜を借りて作ったからです。
塩釜を借りたというより、作り方を習いながら一緒に作らせてもらった感じです。
寝ずの番をつきあっていただき本当に感謝しかないお塩となりました。

さて、この塩炊きは実は昨年からさせてもらっています。
加工品用の塩をたくさん使うため、購入しようと思っていたところを「一緒に作りませんか?」提案していただいたのが始まりでした。
塩だけは自分達では作れないなと思っていた矢先のことだったので、何というありがたいお言葉!!早速、飛びつきました。
昨年は何もわからず、塩炊きを一緒にやっていただくほかにご飯までたくさんご馳走になってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
なので、今年はご飯だけは!!と思って頑張りました。
でも、他のことに関してはご家族の方含め、お世話になりっぱなしでした。
本当に感謝の気持ちでいっぱいで感動の嵐のでした。

ではでは、今年の様子を少し紹介したいと思います。

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昼から炊いてもらいました。急に決まったので、実は初めの作業は家主の方にしてもらいました。

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すごい勢いで火を焚いて水分を飛ばしていきます。

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どんどん、水分が飛ぶとカルシウムの成分が結晶となって出てきます。
それを網ですくい上げとっていきます。

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今年は家族で参加できたので、みんなんでカルシウム取りです。

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薪入れを頻繁に行います。

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夜になるといい感じ。かなり疲れがたまってきているのではないでしょうか。
この辺で、子供達は時間切れでおうちに帰りました。
本当は仕上げまで見たかったけど、来年に期待しようと思います。

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火のにあう男。かっこいいね!!ありがとうございました。


そう!!今年は家族で参加できたことに大満足の塩炊きになりました。昨年はインフエンザかなんかでお父さんだけの参加でした。

この体験は、子供たちにとっては本当に貴重な体験だったと思います。
種をまいてもいただくことができないものがある。
そんなことに気づいてくれるには、まだまだかもしれませんが毎年やっていきたいなーーと思った出来事でした。
食を作っていく。やっぱり幸せなことです。
塩炊きをさせてくれた高橋家のみなさま、本当にありがとうございました。


かえるすたいるYamada野菜  山田裕美子


奄美から垂水に越して6年が経ちました。 [暮らし]

奄美から田んぼがやりたいと言って垂水に越してきたのが2010年9月7日
あっという間に6年が経ちました。

昨日、マルマメン工房のお二人の結婚式を見て、うちのことも振り返りました。
25歳で妻、子供二人連れて知らない土地で農家になるというのはなかなか勢いがありました。
結婚式にはいろいろな場面で知り合いになった人が来られてました。
あれからたくさんの人と出会ってきたんだなーとしみじみ思ったのでした。

奄美でずっと親しんだ海。
長男、次男は海と共に育った幼少期でした。
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奄美で暮らしていた家。
いいおうちでした。
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夜逃げのように車に荷物を詰めるだけ積んで。
キャリアには鶏も載っています。フェリーの中で多分朝鳴いていた笑
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奄美でもたくさんの人に出会って、支えられていました。
あの見送りの夜を思い出すと今でも泣けます。
絶対に生き残ってやる!
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荷物はコンテナを一つ借りて、荷物をがっつり積んで(と言ってもコンテナの半分も埋まりませんでしたが)、それをトラックで運んでもらい格安で引っ越したのでした。車とコンテナと人が乗って10万円しなかったような。。貧乏は引っ越しも工夫してのりきります!

垂水での暮らしはそれはそれはエキサイティングでした。
壊しては片付けて家建てて、また片付けて。なかなか落ち着かない数ヶ月。
子供たちの笑顔に助けられました。
それにしてもとにかく片付けました。片付ける大事さを体に染み込ませたような気がします。
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ここに家というか、風呂と台所を建てます!
なぜかって、お風呂と台所がないからです!
コンクリートミキサー車には子供大興奮笑
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毎晩木に墨をつけてました。
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お風呂を沸かして
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子供は遊んで、手伝って?
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棟上げ
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妊婦も働きます!
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あー一体いつまで水が出ない台所で調理をすればいいの!?
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モルタルも練る!
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納屋も片付ける
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割とでも暮らしも落ち着いてきました。お風呂も台所も2010年中にはなんとかできて。
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おーそうこうしているうちに梅が咲いちゃったよ
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長男の誕生日がきちゃったよ
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そして、田んぼが始まり、子供が産まれ、、、、

とまあ、こんな感じで暮らしを作っていった6年前でした。
今、この時期くらいに鹿児島に移り住んできたりという人と仲良くなったりしています。
僕も6年でだいぶおじさんになってきたな。
そして、家族も6人になって。増えた!笑
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いつも9月はそんなことを考えます。
今年は特に増田さんの結婚式という節目に立ち会えたから、なんとなく余計にいろいろ振り返ってしまいました。それにしても、いい結婚式でした。どの結婚式よりも心に残る式だったな!

さて、これから稲刈りが始まります。
台風も心配です。
でもこれまで色々やってきたんで、これからも色々頑張っていくんだな!
頑張ります!
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秋ですね。 [暮らし]

残暑が厳しいですが、カラッとした晴れが気持ちですね。

今日はそんな秋の我が家の様子を紹介です。
まずは最近、私がハマっているところ。大豆、ポップコーン、小豆の畑です。
最近は毎日ここの草取りです。

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なかなか、進まなのいのですが好きなんです。


そして、残り半分の梅干しを干しました。

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いい感じです。いい香りです。ちょっと季節はずれですがいいんです!!


梅酢もいい感じのができています。

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色が綺麗すぎて、思わず撮ってしまいました。


そして、ジャーーン。

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あんまり伝わらないかも・・・。
色々、干してます。
むぎ、紫蘇の葉、梅干し、種など。
この庭の風景が好きだな〜〜。
布団も干せばよかった!!!


そして、明日は豆板醤ワークショップです。
これもこの季節の我が家の風景です。
9月17日分はまだ受け付けていますのでお気軽にご連絡ください。
よろしくお願いします。

山田裕美子


地震が来たので [暮らし]

地震が来て、鹿児島に修学旅行へ来る中高生が来なくなってしまいました。

例年うちにも前期の5、6月だけで何組も泊まりに来ていたので寂しくなります。後期はどうなるかわかりませんが、一緒に小麦刈ったら面白いかもなーなんて畑の準備とかもしてたのに…。布団も新しいの準備して待っていたのに。


まあ、うちのことなんて本当にちっちゃい話なんでどうでもいいですよね。
被害が大きいところでは明日をも知れぬ生活をされているわけで。うちなんて結局熊本・大分に何にもできてないし。阿蘇にも行こうと思ったんですが、結局行けずじまい。

あ、でも九州全体でこんなこと起きてるわけだから、そう考えるとやっぱり結構大変ですよね。
観光、お土産、食品、農家さんめっちゃ大変なことになってきてると思います。
道路も新幹線は復旧早かったけど、軽い被害で済んだっていう場所でもしんどいことが起きてるかもしれません。


これ意味あるのかわかりませんが、避難を希望される方で一組だけですが、うちの納屋を開放して宿泊できるようにします。もちろん無料です。水道、カセットコンロ、布団あります。トイレ、風呂はうちの使ってもらえばいいかなと思っています。ちなみにお風呂は五右衛門風呂です。納屋なのでそんなに綺麗ではありません掃除はお願いします。
期間は要相談ですが、とりあえず1ヶ月間くらいは大丈夫だと思います。
ちょうど修学旅行生来なくなったし。今頃そんな需要ある?という感じですが、GW明けから受け入れ可能です。
もし、興味ある方がいたら連絡ください!うちではキツイ農作業で汗をかくこともできますよ!
コメントだと気づかないので、こちらにメッセージください。
https://www.facebook.com/%E3%81%8B%E3%81%88%E3%82%8B%E3%81%99%E3%81%9F%E3%81%84%E3%82%8BYamada%E9%87%8E%E8%8F%9C-312896008722867/




地震前の4月10日の阿蘇。
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食と農のイベントやどぶろくや畑と仲間 [暮らし]

こんばんは!
早速最近の諸々お伝えしたいと思います!

○パネラー出演!
今日は曽於市で「食と農による地域おこし」というイベントで出店、パネラー出演させていただきました。
http://soo-bunkamura.com/news/event/oosumisyokunou2016/
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うちからはおにぎりやお餅、醤油、味噌、よもぎ茶、柿茶、野菜などなどを準備しました。
お隣のブースの富士屋製菓さんにはうちの子供がお世話になりました。http://www.fujiyaame.co.jp/
また、参加された皆様ディスカッション中もうちの子供たち、うるさくてすみませんでした。

普段あまり出向かない地域での出店はいつもドキドキします。
言うなればアウェー。だからこそ普段お会いできない方と会えて面白いです。
今回は浜美枝さんのお話やディスカッションでの皆さんのお話、とても楽しく刺激を受けました。
すごく背中を押されたと思います。頑張っていきたいと思います!


○福島とのご縁
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縁あって、福島の幼稚園にうちのお野菜をお送りしました。
暗くなっても準備、しかし郵便局のトラックに間に合わず、予定日にお届けできない模様。
すみません。しっかりやらなければ。写真は野菜の一部、実際は結構大量に送らせていただきました!
美味しいって言ってもらえたらいいなー!



○ずっとやりたかった事!
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先日どぶろくにチャレンジするきっかけをいただきました!
川上の橋口さんご家族の御宅すごかった!お父様にはいろいろ教えてもらいました!ご飯も美味しかったです。天気も良くて素敵なひとときが過ごせた☆
それにしても民具や農具などなどを見て山田夫婦興奮気味でした。
素敵な挑戦をしている大事な自然農の仲間で、農の体験などもお互いに情報をもらいながら。
http://www.notefarm.info/



○畑も!
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畑も冬だけど楽しい感じです。
現在小麦や大麦が元気に大きくなってきています。
明日はさとうきびの収穫。またお知らせします。



○なぜ僕らが頑張れるのか!
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これまた大事な農家友達。
こないだ遊びに行きました。
こころの野菜https://www.facebook.com/Kokoronoyasai宅。
やっぱり同じように頑張ってる仲間の存在って大きいなーと実感しました。いろいろ悩みや大変な事あるけど、野菜やお米を皆さんに食べてもらって、土と共に一緒にやっていきましょ!

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