Yamada野菜が売り上げたもの

先日のオーガニックフェスタではたくさん野菜、お米を買っていただきどうもありがとうございました。
さらに本日の～かえるすたいる～Yamada野菜の売上は500円でした。
牛丼食ったら消えてなくなるような額ですが、非常に重みのあるありがたいお金。自分で野菜作って売ったお金はそこらでバイトして得たお金と価値が違うと感じました。

問題です。
Yamada野菜の顧客とは？


頭ではわかっていました。
しかし本当に商品を売ってみて、改めてその定義がマッチしていたと感じました。
本当の意味でそれ（顧客とは誰か）が理解できました。
私たちの顧客は
①「自分たちと同じような考えを持っていてYamada野菜の米、野菜を買ってくれる方、買いたいと思う方。」
②そして「自分たち」

自分たちが作った野菜が買われて、それが食卓に並ぶ。
そして、ちょっとでも美味しいとか感動につながっていると想像する。
胸の奥からこみ上げてくる感情がある。
それは想いをこめて育てたから。

なにが言いたいかというと、売ってみて初めて農家って素晴らしいということの本質がわかったということです。
この感動があるから農家になったのだと。
お客さんに感動してもらう、それこそが自分たちの感動なんだ。つまりやはり自分たちが②番目の顧客なんです。私たちが売っているのは”野菜”ではなく、”感動”だったんです。
その感動こそが今日の売上500円の価値をそれ以上に押し上げているものなんです。

今、胸の奥にこみ上げてきた感情はまた野菜や米に注がれることと思います。
今後ともみなさまの期待にこたえられるようにたくさんの素敵な野菜を作りたいと改めて思います。