2017年の田んぼ7月まで [田]
今年の田んぼ前半戦の記録です。
えーと何から書いたらいいかな〜〜。
今、台風5号が屋久島の南に停滞していて、明日にかけて鹿児島にも近づいてきそうです。
去年の16号を彷彿とさせるコース予想。。
もしかして、、、あの日の夜が脳裏をよぎる。そんな中ブログ書いてます!!
(2016年台風16号の時の様子)
まず、2017年はまた田んぼが増えました!
あんまり増やすつもりなかったんですが、僕が住んでいる垂水市の水之上地区はとんでもない勢いで耕作者が足りなくなってきています。
本当に僕なんかの手じゃ足りない。これを見ているあなた!ここに引っ越して農業やりませんか!!
ちゃんと計算すると今年は2町の田んぼを面倒見ているようです。
これ田んぼの枚数にすると30枚です。
普通の稲作農家さんが見たらびっくりされると思います。棚田でもやってんのかと。
この辺は割と平野っぽいんですが、一枚の面積が小さいのです。なので、田んぼ30枚やってても2町くらいにしかならない。とにかく畦が多くて草刈りが半端じゃない。
こんだけあるのでこれ見ながら管理してます。
一枚一枚が小さいのは、土地改良が進んでいないということ。水路もパイプではなく、U字溝です。
なぜ改良が進んでいないかというと、みなさんそれぞれの田んぼを大事にしていて、自分のお米は頑張って自分で誇りを持って作っていた(今までは)こと、ということなどが農地の大規模化を阻んだ理由かと思っています。
それがためにだだっと田んぼが広がっているのに、掛け干しの田んぼが多い理由にもなっていると思います。普通、こんだけまとまった田んぼの場合コンバインが主流になっていてもいいはずです。
秋には竿を並べて掛け干しの風景がこのあたりに広がり、それはそれは美しい風景を、懐かしい風景を作り出します。水之上の遺産、大事にするべき文化であり、アイデンティティだと思います。
農家としては農地は大きい方がいい、チマチマやるのは大変です。それでも今までここの人たちが守ってきたものを大事にして生きたいと思います。
これだけ田んぼがありますが、全部が全部お米を育てているわけではありません。
中には水があまりかからないので、里芋を植えた田んぼ、牟田すぎてレンコンやマコモを育てているところなどもあります。今年からの新しい挑戦です。あ、今から大豆を蒔こうとしている田んぼもあるんだった。
去年の災害で土砂が埋まった田んぼが3枚もありましたが、それらはなんとか復旧して田植えに間に合いました。水路が復旧しないのではという心配もありましたが、本当にギリギリで植える判断となりました。正直、「また去年のように土砂がくるかもしれない」とも思いましたが、やるだけやってみるという感じです。
ここも
なんとか田植えできた
ここも
なんとかできたけど、これは田植え直前。
ここも
なんとかもとどおり。
今年の栽培品種は
・ヒノヒカリ
・朝日(栽培増やしました)
・赤米
・緑米
・黒米
・ハッピーヒル(栽培増やしました)
・ササニシキ(栽培増やしました)
・香り米
苗づくりの失敗もありました。基本的な技術がまだまだなところもあります。
ふとしたこと、淡々とやってしまいがちな種まき作業ですが、実はこれに全てかかってます。ちょっとしたところに落とし穴、失敗は即山田家の破綻を意味します。
苗が全てです。苗ができないと稲作は始まりません。
それと緑米、羽二重糯、亀ノ尾、これらはダメでした。
多分去年の台風の時に水に浸かっていたんだと種まきした後で気づきました。糯米、亀ノ尾は全く発芽しませんでした。普通水に浸かったんだとしたら気づくと思いますよね。でも、ダメでした。本当に本当にあの時はバッタバタだったので。当たり前のことができなくなります。
緑米はかろうじて少し発芽しました。
種、なくなってしまったらもうおしまいです。また、縁があるといいなと思います。
耕耘作業、代掻き作業は大分上手になってきました。
田植えも順調にいきました。
6月は代掻きしては、ならして、田植えという日々が続きました。
山田家らしく手植えももちろんやってますよ。
すずさんにも手伝ってもらって
田植えが終わったら六月灯(鹿児島の夏祭り)
今年は代掻きしてすぐならさないと土が重くなって大変ということも痛感しました。(え?当たり前?7年目にしてようやく身にしみました)
田んぼを水平に凸凹がないようにってこれがまた難しい!!
みなさんさらっとやってますが、トラクター暦2年の新米にはまだまだ勉強が足りないと突きつけられます。ハローが欲しい!!
その間にも畑作業ももちろん待ったなしです。
畑の草の伸びる速度はすごいです。田んぼにしばらく行っているとそこは草原のよう。あらら。。。
7月は草刈り、草取りです。
とにかく暑い。熱い。汗は毎日5ℓくらいはかいてると思います。
とにかく草がすごい。手で取ったり、田車押したり、子供達も夏休みは毎日草取り頑張ってます。これはエンジン付き田車買わなきゃかな。。。。お金がない。
それと田んぼたくさんあるので畦の草を刈るだけで5日くらいかかっちゃう。畝刈機買わなきゃかな。。。。。お金がない。
本当は福岡にボランティアに行くつもりだったのですが、なかなかいけない。。
8月いけるか,,,!?
畑はまだ復旧ならず、秋冬野菜に間に合うか
これから8月中旬にはお米の花が咲いて、いよいよ実が垂れる頃になります。
秋冬野菜もあるので、これらと並行して作業。頑張ります!
えーと何から書いたらいいかな〜〜。
今、台風5号が屋久島の南に停滞していて、明日にかけて鹿児島にも近づいてきそうです。
去年の16号を彷彿とさせるコース予想。。
もしかして、、、あの日の夜が脳裏をよぎる。そんな中ブログ書いてます!!
(2016年台風16号の時の様子)
まず、2017年はまた田んぼが増えました!
あんまり増やすつもりなかったんですが、僕が住んでいる垂水市の水之上地区はとんでもない勢いで耕作者が足りなくなってきています。
本当に僕なんかの手じゃ足りない。これを見ているあなた!ここに引っ越して農業やりませんか!!
ちゃんと計算すると今年は2町の田んぼを面倒見ているようです。
これ田んぼの枚数にすると30枚です。
普通の稲作農家さんが見たらびっくりされると思います。棚田でもやってんのかと。
この辺は割と平野っぽいんですが、一枚の面積が小さいのです。なので、田んぼ30枚やってても2町くらいにしかならない。とにかく畦が多くて草刈りが半端じゃない。
こんだけあるのでこれ見ながら管理してます。
一枚一枚が小さいのは、土地改良が進んでいないということ。水路もパイプではなく、U字溝です。
なぜ改良が進んでいないかというと、みなさんそれぞれの田んぼを大事にしていて、自分のお米は頑張って自分で誇りを持って作っていた(今までは)こと、ということなどが農地の大規模化を阻んだ理由かと思っています。
それがためにだだっと田んぼが広がっているのに、掛け干しの田んぼが多い理由にもなっていると思います。普通、こんだけまとまった田んぼの場合コンバインが主流になっていてもいいはずです。
秋には竿を並べて掛け干しの風景がこのあたりに広がり、それはそれは美しい風景を、懐かしい風景を作り出します。水之上の遺産、大事にするべき文化であり、アイデンティティだと思います。
農家としては農地は大きい方がいい、チマチマやるのは大変です。それでも今までここの人たちが守ってきたものを大事にして生きたいと思います。
これだけ田んぼがありますが、全部が全部お米を育てているわけではありません。
中には水があまりかからないので、里芋を植えた田んぼ、牟田すぎてレンコンやマコモを育てているところなどもあります。今年からの新しい挑戦です。あ、今から大豆を蒔こうとしている田んぼもあるんだった。
去年の災害で土砂が埋まった田んぼが3枚もありましたが、それらはなんとか復旧して田植えに間に合いました。水路が復旧しないのではという心配もありましたが、本当にギリギリで植える判断となりました。正直、「また去年のように土砂がくるかもしれない」とも思いましたが、やるだけやってみるという感じです。
ここも
なんとか田植えできた
ここも
なんとかできたけど、これは田植え直前。
ここも
なんとかもとどおり。
今年の栽培品種は
・ヒノヒカリ
・朝日(栽培増やしました)
・赤米
・緑米
・黒米
・ハッピーヒル(栽培増やしました)
・ササニシキ(栽培増やしました)
・香り米
苗づくりの失敗もありました。基本的な技術がまだまだなところもあります。
ふとしたこと、淡々とやってしまいがちな種まき作業ですが、実はこれに全てかかってます。ちょっとしたところに落とし穴、失敗は即山田家の破綻を意味します。
苗が全てです。苗ができないと稲作は始まりません。
それと緑米、羽二重糯、亀ノ尾、これらはダメでした。
多分去年の台風の時に水に浸かっていたんだと種まきした後で気づきました。糯米、亀ノ尾は全く発芽しませんでした。普通水に浸かったんだとしたら気づくと思いますよね。でも、ダメでした。本当に本当にあの時はバッタバタだったので。当たり前のことができなくなります。
緑米はかろうじて少し発芽しました。
種、なくなってしまったらもうおしまいです。また、縁があるといいなと思います。
耕耘作業、代掻き作業は大分上手になってきました。
田植えも順調にいきました。
6月は代掻きしては、ならして、田植えという日々が続きました。
山田家らしく手植えももちろんやってますよ。
すずさんにも手伝ってもらって
田植えが終わったら六月灯(鹿児島の夏祭り)
今年は代掻きしてすぐならさないと土が重くなって大変ということも痛感しました。(え?当たり前?7年目にしてようやく身にしみました)
田んぼを水平に凸凹がないようにってこれがまた難しい!!
みなさんさらっとやってますが、トラクター暦2年の新米にはまだまだ勉強が足りないと突きつけられます。ハローが欲しい!!
その間にも畑作業ももちろん待ったなしです。
畑の草の伸びる速度はすごいです。田んぼにしばらく行っているとそこは草原のよう。あらら。。。
7月は草刈り、草取りです。
とにかく暑い。熱い。汗は毎日5ℓくらいはかいてると思います。
とにかく草がすごい。手で取ったり、田車押したり、子供達も夏休みは毎日草取り頑張ってます。これはエンジン付き田車買わなきゃかな。。。。お金がない。
それと田んぼたくさんあるので畦の草を刈るだけで5日くらいかかっちゃう。畝刈機買わなきゃかな。。。。。お金がない。
本当は福岡にボランティアに行くつもりだったのですが、なかなかいけない。。
8月いけるか,,,!?
畑はまだ復旧ならず、秋冬野菜に間に合うか
これから8月中旬にはお米の花が咲いて、いよいよ実が垂れる頃になります。
秋冬野菜もあるので、これらと並行して作業。頑張ります!