種市 男たちのタネ会議に参加して2015/12/5,6 [種]
例のごとく、いつも通り、種市後のブログは長いです。
お時間があればお付き合いください。
種市、吉祥寺から帰ってきました。(ってもうすでに一週間が経とうとしています!さすが師走!)
スタッフの皆さん、料理家の皆さん、農家の皆さん、全てのお客様、手伝いに来てくれたノノちゃんと、りうこさん、そして山田を種市に参加させてくださった高橋さん、奥津さん
本当にありがとうございました。
種市に参加させてもらって3回目。昨年の冬の種市(第三回のやつです)で奥津さんに無理言って参加させてもらって本当に良かったです。それがあってここまで農家としてもやってこれた気がします。
今回も全ての料理を食べたかったし、パンもお菓子も食べたかったですが、ドタバタしてしまって気が回らず買いそびれてしまったものも多数。。。本当に食べたかった。次回は妻もきっと一緒に行って、ゆっくり見て回る時間もとりたいです。
男たちのタネ会議
やっぱりまずは僕の心に大きな風穴を開けた(良い意味です)「男たちのタネ会議」のことをここで書かないわけにはいけません。
でっかい穴開けられたなー。
二日間、同じメンツで濃い〜濃い〜(鹿児島弁では”こゆごゆ”と言います)時間を皆さんと過ごしました。参加された方で詳細にメモを取られていた方がいましたが、今となっては僕も細かくどんな話があったのか覚えておらずそのメモを見てみたいという気もしています。でもやっぱりこうやって書いてるとポツポツと思い出すものですね。
二日間ともに参加された方もいるでしょうけど、1日だけの方もいると思います。いかがだったでしょうか?二日目は満員御礼で男たちはスタンディングでの二時間半になりましたが、あっという間に時間はすっとび、熱い熱い話が飛び交いました。僕はといえば、まともな話も少しはできたとは思うのですが、それでもありのままのお話しをさせていただけたと思います。
少しでも今の気持ちが伝わっていたら嬉しいです。終了後にお声をかけてくださった方もありがとうございます。
僕が印象に残った話をここに二日間を区別せずメモしておきたいと思います。違ってたら訂正連絡ください。あんまり公表しなくていいかもという内容は記してません。矢印は僕の感想です。
蒜山耕藝 高谷さん http://hiruzenkougei.com/
・プロでタネ大事といっていながら、だけどありえない凡ミスもあった。
⇦本当にうちも思い当たるところあり、相槌しまくりで見苦しかったでしょうか。
・土居分小菜の本当の姿
・くどの話。立地や形態、うまくいってるのか、そのチャレンジの話。
・見学や視察の話
・栽培品目も絞っている。ある時期にはその野菜しか食べない時もある。
・三町やってる時の夏の草刈りの話
⇦一町でいっぱいいっぱいの僕からすると驚愕の広さ。そんなにたくさんやってたらたくさんお米も
あって、たくさん儲かってるのかなー。と思いきや。
・うまくやっているように見えるが、経営的には苦しい!!
⇦えええ!?とはいえ、米中心に野菜や加工品を作っている蒜山さんはうちと形態は似ているので、参考
になる話ばかり。くどの役割はなるほど、オープンな場として活用しているし、立地とか関係なくチ
ャレンジの場にもしているんだな。高谷さんのブレない姿勢と本当に真摯に土と向き合っている姿勢
に、身が引き締まりました。本当に納得いくものを食べてもらいたいというのが伝わってきました。
Cosmic Seed 田村さん http://ameblo.jp/synagy/
・今年はアルバイトさんを雇った!!常時雇用ではないが4人も!
・今年から認定新規就農者になれた!
・在来種のタネを販売することもやっていきたい。
・今年は病気で一時期ダウン
・販路は個人宅配からレストランやハブとなるお店への卸へ!
・売り上げは昨年の6倍になる月もあったが、収入はそれほど増えてない。
⇦うちも来年以降、人を雇うなんてことも考えていきたいと思っていた矢先の雇用情報。正直椅子から
落ちそうになりました。売り上げ6倍!販路も絞って効率よく回している様子が伝わってくる。
うちはなんて不器用なんだろー。僕にも「体は大事にね」と気遣っていただきました。同じ方向向い
た仲間の存在や、タネの販売を考えていると言った時の熱い眼差しにやられました。
宮本農業 宮本さん http://seedsaving.jp/index.shtml
・小糸在来の枝豆の話
・人参ジュースの話
・地域の今年の新規就農者の数(確か20人とかでしたっけ?すご!)
・今年も一時期働けない時期があった
・小糸在来を守るのに方法はいくつもあって、いろいろなアプローチをしながらっていうこともできる。
そのことに気づいてからすごく心に余裕が出た。こうでなくてはいけないということはない。
⇦家族を守るためにやれることをする。家族が守れない農業では続けていけないとなんだか思いまし
た。宮本さんは僕にない視点で農業を見ることができるので、話を聞いていると視野が広がるなー。
もやもやの一日目、そこから吹っ切れた!を感じさせる二日目の話になんか感動してんですよね。
池松自然農園 池松さん http://www.ikematsu-noen.jp/
・一日目遅れての登場そして、珍しくシャツ!笑(初めて見た!!)
・芥屋カブと津田カブの話 津田カブはブランド化してて全国に流通。栽培者も誇りを持ってやってる。
津田カブの方が綺麗。そして、タネをいただいた。
・今年度で就農給付金が終わる
・週に20件宅配!
・週の大半を出荷作業にあてて、一日は作業日で日曜日は家族の日
・毎日新聞作文賞(?)をもらった
・意外にも野菜などを食べてもらうようなイベント日のようなものをしたいという話し
・九州からの参加者をこの種市につなげたのは池松さん
⇦やっぱり池松さんは自分の中に芯を持っているなー。毎度だけどあんまりマーケットでは売ることに
力点を置いてなくて、この男たちに会うのを楽しみにしてきているのが伝わってくる。僕にとっても
一番のライバルであり、一番の兄貴でもあります。(勝手に僕が思ってるだけですよ)
かえるすたいるYamada野菜 山田一生 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/
僕何話しただろ?
・今年の三月で新規就農給付金が終了。気持ち的にはこれに頼りたくなかったが、実際もらえなくなった
時に「あ、結構頼っていたな」と実感。
・来年以降は人を雇えるかが課題。一緒にやっていける仲間が欲しい。あと、欲しいものがあってそれが
今のまんま夫婦で一杯一杯働いていたら手に入れられないので。
・桜島大根を今年高橋さんに背中を押されてようやく種をまけた。誰かのために初めて種を蒔いた。
・みんな「これは」という種を育てている。自分もそんな一番思いを込められる種を探したい。
・Yamada野菜という名前のくせにお米ばっかり育てていると池松さんからツッコミ
高橋さんの野菜の物語を伝えたい情熱にいつも傾倒、そして今はもう東京じゃないなという気がしているとなんとなくこぼしていました。奥津さんの「雲仙か福島かな」発言も結構僕にとって「ぉー!」ってなった。
それらもひっくるめて二日間、計5時間以上にわたる男たちのタネ会議の感想。
僕が種市に参加する一番の目的はやっぱりこの場。
自分が思ってることを好きなように発言しても許され、周りの先輩たちの命をかけた戦いの話しを聞ける。そして、なんだか自分がもっともっと高い場所に行けるというか、「これがやりたい」とかっていうこととか、ワクワクすることもっとやっていきたいって思えるんですよね。
確かに答えなんて出なくて、野菜の消費は減っていく一方だし、岩崎さんですら苦しいという言葉が出る時代に僕らは百姓になって、命のやり取りを生業にしている。それを続けていくのに必死になってる。
このトークではいろんなモヤモヤ生まれてそれが解消されることなんてないし、トークを聞きにきている人にしてみたらモヤモヤ話しを聞かされてもっとモヤモヤされているかもしれません。
でも、考えることをやめたら多分モヤモヤも生まれない。
考えんときっといけん。(急に広島弁でてきた)
オーディエンスの皆さんもきっと男たちの話しを自分事と重ね合わせて聞いてくださったと思います。
お金なんてないし、家族にも苦労をかけてるし、周りは大規模化の波、有機は下火になってきて、農地は荒れ放題、獣害も明らかに増えてるし、天候なんて分かったもんじゃない。経験は少ないし、野菜は余ったり足りなかったり、周りの農家さんとの問題もあるし、近所に仲間もいない、タネは交ざる、クレームいただいたときは本当に一日動けないぐらい沈むし、もっと発信したいけど毎日の仕事に追われる。
なんかねー、「それでも」って思えるんですこのタネ会議に参加すると。
それでも、って
毎回種市が終わった後の種まきがなんかいいんですよね。
今回は麦を蒔いてます。
なんかやっぱり未来の風景が頭に浮かんできて、春先のあったかい日差しを受けて青々とした麦の葉が風にそよいでる姿を見たいんですよね。
家族みんなで麦踏みしてね。
それが次の種市につながっていくことを想像して、またワクワクしたいと思います。
マーケット
うちの商品もたくさんの方に買っていただきました。
ありがとうございます!二日目はお野菜がなかなか届かず、キチムとヒトトを何往復もしてなんとか間に合って、オープンにこぎつけました。(間違って荷物をキチムに送っちゃうというね。ありえない凡ミスが背景にあります)
お米が完売して本当に嬉しかったです。
今回は冷水さんとヒバリさんと今井さんにうちの野菜などなどを使っていただきました。
こんな名誉なことないよ。すごい。モノを送るときはめっちゃ緊張しました。
冷水さんんと今井さんのは食べられず本当に残念。そしてヒバリさんにピビンパ
ちなみに朝日は種市限定だったのでもう在庫ありません。購入できた方ラッキーです!
今回の売り上げ目標は30万円でした。
帰ってから売り上げをきちんと計算すると28万円ほどでした。
うちではイベント出店での売り上げが、年間売り上げの結構な割合を占めています。(どんだけ普段売ってないんだというツッコミも大歓迎です)
今回の売り上げで今回の種市の経費や今年の田んぼの借り賃などなどの支払い、来年の投資ができそうです。
売るというテーマもあった今回の種市。なんとかたくさん買っていただいてよかった!
ですが!!
やはりうちの商品のレイアウトの酷さ。これまでは好き放題木の箱など使ってうちらしさでまとまりを出してきましたが、今回は使える道具は商品を入れていた段ボールのみ。
こうやってみるとまとまりのなさが露呈です。次回頑張ります。。
須藤さんいい感じ
専門時代の盟友。ヒトト賑わってます。
おささ馴染みのかっちゃんも来てくれた!ありがと!スイーツ美味しかった
関係者うちあげ ヒトトラスト(いや、また行きたい)
僕が誕生日だったこともあり、サプライズでお祝いの歌と豆乳プリンの贈り物が!!こんな自分のためにみなさん本当にありがとうございます。素敵な31歳の幕開けとなりました。本当嬉しかったな。
祭りの後
左の人はヤクザじゃないですよ!池松さんです。
お時間があればお付き合いください。
種市、吉祥寺から帰ってきました。(ってもうすでに一週間が経とうとしています!さすが師走!)
スタッフの皆さん、料理家の皆さん、農家の皆さん、全てのお客様、手伝いに来てくれたノノちゃんと、りうこさん、そして山田を種市に参加させてくださった高橋さん、奥津さん
本当にありがとうございました。
種市に参加させてもらって3回目。昨年の冬の種市(第三回のやつです)で奥津さんに無理言って参加させてもらって本当に良かったです。それがあってここまで農家としてもやってこれた気がします。
今回も全ての料理を食べたかったし、パンもお菓子も食べたかったですが、ドタバタしてしまって気が回らず買いそびれてしまったものも多数。。。本当に食べたかった。次回は妻もきっと一緒に行って、ゆっくり見て回る時間もとりたいです。
男たちのタネ会議
やっぱりまずは僕の心に大きな風穴を開けた(良い意味です)「男たちのタネ会議」のことをここで書かないわけにはいけません。
でっかい穴開けられたなー。
二日間、同じメンツで濃い〜濃い〜(鹿児島弁では”こゆごゆ”と言います)時間を皆さんと過ごしました。参加された方で詳細にメモを取られていた方がいましたが、今となっては僕も細かくどんな話があったのか覚えておらずそのメモを見てみたいという気もしています。でもやっぱりこうやって書いてるとポツポツと思い出すものですね。
二日間ともに参加された方もいるでしょうけど、1日だけの方もいると思います。いかがだったでしょうか?二日目は満員御礼で男たちはスタンディングでの二時間半になりましたが、あっという間に時間はすっとび、熱い熱い話が飛び交いました。僕はといえば、まともな話も少しはできたとは思うのですが、それでもありのままのお話しをさせていただけたと思います。
少しでも今の気持ちが伝わっていたら嬉しいです。終了後にお声をかけてくださった方もありがとうございます。
僕が印象に残った話をここに二日間を区別せずメモしておきたいと思います。違ってたら訂正連絡ください。あんまり公表しなくていいかもという内容は記してません。矢印は僕の感想です。
蒜山耕藝 高谷さん http://hiruzenkougei.com/
・プロでタネ大事といっていながら、だけどありえない凡ミスもあった。
⇦本当にうちも思い当たるところあり、相槌しまくりで見苦しかったでしょうか。
・土居分小菜の本当の姿
・くどの話。立地や形態、うまくいってるのか、そのチャレンジの話。
・見学や視察の話
・栽培品目も絞っている。ある時期にはその野菜しか食べない時もある。
・三町やってる時の夏の草刈りの話
⇦一町でいっぱいいっぱいの僕からすると驚愕の広さ。そんなにたくさんやってたらたくさんお米も
あって、たくさん儲かってるのかなー。と思いきや。
・うまくやっているように見えるが、経営的には苦しい!!
⇦えええ!?とはいえ、米中心に野菜や加工品を作っている蒜山さんはうちと形態は似ているので、参考
になる話ばかり。くどの役割はなるほど、オープンな場として活用しているし、立地とか関係なくチ
ャレンジの場にもしているんだな。高谷さんのブレない姿勢と本当に真摯に土と向き合っている姿勢
に、身が引き締まりました。本当に納得いくものを食べてもらいたいというのが伝わってきました。
Cosmic Seed 田村さん http://ameblo.jp/synagy/
・今年はアルバイトさんを雇った!!常時雇用ではないが4人も!
・今年から認定新規就農者になれた!
・在来種のタネを販売することもやっていきたい。
・今年は病気で一時期ダウン
・販路は個人宅配からレストランやハブとなるお店への卸へ!
・売り上げは昨年の6倍になる月もあったが、収入はそれほど増えてない。
⇦うちも来年以降、人を雇うなんてことも考えていきたいと思っていた矢先の雇用情報。正直椅子から
落ちそうになりました。売り上げ6倍!販路も絞って効率よく回している様子が伝わってくる。
うちはなんて不器用なんだろー。僕にも「体は大事にね」と気遣っていただきました。同じ方向向い
た仲間の存在や、タネの販売を考えていると言った時の熱い眼差しにやられました。
宮本農業 宮本さん http://seedsaving.jp/index.shtml
・小糸在来の枝豆の話
・人参ジュースの話
・地域の今年の新規就農者の数(確か20人とかでしたっけ?すご!)
・今年も一時期働けない時期があった
・小糸在来を守るのに方法はいくつもあって、いろいろなアプローチをしながらっていうこともできる。
そのことに気づいてからすごく心に余裕が出た。こうでなくてはいけないということはない。
⇦家族を守るためにやれることをする。家族が守れない農業では続けていけないとなんだか思いまし
た。宮本さんは僕にない視点で農業を見ることができるので、話を聞いていると視野が広がるなー。
もやもやの一日目、そこから吹っ切れた!を感じさせる二日目の話になんか感動してんですよね。
池松自然農園 池松さん http://www.ikematsu-noen.jp/
・一日目遅れての登場そして、珍しくシャツ!笑(初めて見た!!)
・芥屋カブと津田カブの話 津田カブはブランド化してて全国に流通。栽培者も誇りを持ってやってる。
津田カブの方が綺麗。そして、タネをいただいた。
・今年度で就農給付金が終わる
・週に20件宅配!
・週の大半を出荷作業にあてて、一日は作業日で日曜日は家族の日
・毎日新聞作文賞(?)をもらった
・意外にも野菜などを食べてもらうようなイベント日のようなものをしたいという話し
・九州からの参加者をこの種市につなげたのは池松さん
⇦やっぱり池松さんは自分の中に芯を持っているなー。毎度だけどあんまりマーケットでは売ることに
力点を置いてなくて、この男たちに会うのを楽しみにしてきているのが伝わってくる。僕にとっても
一番のライバルであり、一番の兄貴でもあります。(勝手に僕が思ってるだけですよ)
かえるすたいるYamada野菜 山田一生 http://yamadayasaii.blog.so-net.ne.jp/
僕何話しただろ?
・今年の三月で新規就農給付金が終了。気持ち的にはこれに頼りたくなかったが、実際もらえなくなった
時に「あ、結構頼っていたな」と実感。
・来年以降は人を雇えるかが課題。一緒にやっていける仲間が欲しい。あと、欲しいものがあってそれが
今のまんま夫婦で一杯一杯働いていたら手に入れられないので。
・桜島大根を今年高橋さんに背中を押されてようやく種をまけた。誰かのために初めて種を蒔いた。
・みんな「これは」という種を育てている。自分もそんな一番思いを込められる種を探したい。
・Yamada野菜という名前のくせにお米ばっかり育てていると池松さんからツッコミ
高橋さんの野菜の物語を伝えたい情熱にいつも傾倒、そして今はもう東京じゃないなという気がしているとなんとなくこぼしていました。奥津さんの「雲仙か福島かな」発言も結構僕にとって「ぉー!」ってなった。
それらもひっくるめて二日間、計5時間以上にわたる男たちのタネ会議の感想。
僕が種市に参加する一番の目的はやっぱりこの場。
自分が思ってることを好きなように発言しても許され、周りの先輩たちの命をかけた戦いの話しを聞ける。そして、なんだか自分がもっともっと高い場所に行けるというか、「これがやりたい」とかっていうこととか、ワクワクすることもっとやっていきたいって思えるんですよね。
確かに答えなんて出なくて、野菜の消費は減っていく一方だし、岩崎さんですら苦しいという言葉が出る時代に僕らは百姓になって、命のやり取りを生業にしている。それを続けていくのに必死になってる。
このトークではいろんなモヤモヤ生まれてそれが解消されることなんてないし、トークを聞きにきている人にしてみたらモヤモヤ話しを聞かされてもっとモヤモヤされているかもしれません。
でも、考えることをやめたら多分モヤモヤも生まれない。
考えんときっといけん。(急に広島弁でてきた)
オーディエンスの皆さんもきっと男たちの話しを自分事と重ね合わせて聞いてくださったと思います。
お金なんてないし、家族にも苦労をかけてるし、周りは大規模化の波、有機は下火になってきて、農地は荒れ放題、獣害も明らかに増えてるし、天候なんて分かったもんじゃない。経験は少ないし、野菜は余ったり足りなかったり、周りの農家さんとの問題もあるし、近所に仲間もいない、タネは交ざる、クレームいただいたときは本当に一日動けないぐらい沈むし、もっと発信したいけど毎日の仕事に追われる。
なんかねー、「それでも」って思えるんですこのタネ会議に参加すると。
それでも、って
毎回種市が終わった後の種まきがなんかいいんですよね。
今回は麦を蒔いてます。
なんかやっぱり未来の風景が頭に浮かんできて、春先のあったかい日差しを受けて青々とした麦の葉が風にそよいでる姿を見たいんですよね。
家族みんなで麦踏みしてね。
それが次の種市につながっていくことを想像して、またワクワクしたいと思います。
マーケット
うちの商品もたくさんの方に買っていただきました。
ありがとうございます!二日目はお野菜がなかなか届かず、キチムとヒトトを何往復もしてなんとか間に合って、オープンにこぎつけました。(間違って荷物をキチムに送っちゃうというね。ありえない凡ミスが背景にあります)
お米が完売して本当に嬉しかったです。
今回は冷水さんとヒバリさんと今井さんにうちの野菜などなどを使っていただきました。
こんな名誉なことないよ。すごい。モノを送るときはめっちゃ緊張しました。
冷水さんんと今井さんのは食べられず本当に残念。そしてヒバリさんにピビンパ
ちなみに朝日は種市限定だったのでもう在庫ありません。購入できた方ラッキーです!
今回の売り上げ目標は30万円でした。
帰ってから売り上げをきちんと計算すると28万円ほどでした。
うちではイベント出店での売り上げが、年間売り上げの結構な割合を占めています。(どんだけ普段売ってないんだというツッコミも大歓迎です)
今回の売り上げで今回の種市の経費や今年の田んぼの借り賃などなどの支払い、来年の投資ができそうです。
売るというテーマもあった今回の種市。なんとかたくさん買っていただいてよかった!
ですが!!
やはりうちの商品のレイアウトの酷さ。これまでは好き放題木の箱など使ってうちらしさでまとまりを出してきましたが、今回は使える道具は商品を入れていた段ボールのみ。
こうやってみるとまとまりのなさが露呈です。次回頑張ります。。
須藤さんいい感じ
専門時代の盟友。ヒトト賑わってます。
おささ馴染みのかっちゃんも来てくれた!ありがと!スイーツ美味しかった
関係者うちあげ ヒトトラスト(いや、また行きたい)
僕が誕生日だったこともあり、サプライズでお祝いの歌と豆乳プリンの贈り物が!!こんな自分のためにみなさん本当にありがとうございます。素敵な31歳の幕開けとなりました。本当嬉しかったな。
祭りの後
左の人はヤクザじゃないですよ!池松さんです。
2015-12-11 09:05
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